はじめて2次創作をpixivに投稿したのが11月。

4/14 大阪インテでサークル出してきました!

初めてのサークル参加で困ったことだったり、印刷所に出す難しさだったりを思い出+レポします。

 

◎小説を書き始めた

私は全く小説を書いたこともなく、同人小説も書いたこともよんだこともほとんどありませんでした。

その中で、なんとなく渡部悟本編を読んだ後に、自分に昔のクソみたいな恋愛について悩んだこととか、そのときどう思っていたのかも思い出して、これを小説にしてみようかな、と書いたことがきっかけです。

 

自分の囮捜査のお仕置きはシリーズ


https://www.pixiv.net/member.php?id=2251715

を書き始めたときは、関さん、服部耀、渡部悟あたりかきたいな〜くらいの漠然としたものだったし、変な話、このテンプレなら考えることも少ないのでは?効率もいいし読む人もワンパターンではあるけど、読みやすいのではないか。と思っていました。

関さん、服部耀、神楽、今大路を書いたくらいで、徐々に閲覧が伸びて、初めて書く小説を、こんなにたくさんの人が読んでくれて、それでファボを押してくださっていると思うと、すごく嬉しくて、次は誰を書こうかなとか、このキャラはもっとこうなんじゃないか?とより真剣に考えるようになりました。
そのなかでも感想をくださる方がいらしたり、Twitterで繋がった方と交流できたりしたことが、本当に頑張るげんどうりょくになりました
私は姉がもともと2次創作で小説を書いていたこともあり、添削、推敲を頼んでいたので、ああでもない、こうでもないと言いながらかき続けれたのは身近に私の作品を読んで、感想を伝えてくれた姉のおかげなのではないか?と思うところもあります。
やっぱり感想を貰えたり、ファボを貰えたり、ブクマが貰えたり、閲覧が伸びることがすごく嬉しかったです。
元々、コスプレをしたりすることもあるのですが、自分がオタク界で永遠に消費者だと思っていて、何か発信できたり、喜ばれるものを供給できたり。それってすごいなって思っていたので、本当に楽しく書くことができました。

 

そうこうしていたらやっぱり
「これを自己満足でいいから本の形にしたい」
と思うようになり、4/14のスタマイオンリーを目標に、12月ごろから取り掛かり。
それまで、地元の小さい同人即売会にしか参加したことがなく、まず雰囲気からということで、1月の東京のスタマイオンリー、2月のラヴコレに参加しました。

今書いている分の人の後日談とか、その程度の加筆で……と思っていたんですが、かき始めたら案外頑張れて、マトリ、警視庁、Revelがんばったら全員揃うことに気づき、そのメンバー分を目標に書きました!
あとは、最推しの潔くん本もどうしても作りたい!と思ったので、早い時点から
「捜査でのトラウマを抱えた泉玲が潔くんとそれを乗り越える話」
を書くと決めていて、それは早めに1本仕上がっていました。

 

◎表紙について
絵がかけない私にとって一番の悩みだったのがここでした。
絵師の友達などおらず、なんとか素材で頑張るか。と思いとりあえずPhotoshop Elementsを使ってみたのですが、できることが少なく、やっぱり……CCを……と月々お金を払うことに決めました。

潔くん本についてはせめて絵が欲しい、そう言っていたのを聞いていた旦那が、
「俺の中学校の友達に絵がうまいやついたわ」
と言い出し!絵柄の好みもあるしそもそもその人がどんな絵を書いてるのか、今もかいているのかも知らないのに、
「まあ、今度友達の結婚式で会うし、聞いてみる」とかわけわからんことを言って。
はああと悩んでいたのですが、帰ってくるやいないや、
「そいつまだ絵書いてて、うまかったし、いい感じやったから頼めるか聞いたらいいって!」と。
でも私はその人の絵知らんから……と思ってすごく不安だったのですが、
通話したり、お話しさせていただく中で、ラフが届いて、あ、これ、めっちゃいいやつやん……ってなり、次々完成に近づくところは本当に神さまかと思いました(神様でした)

pixivは知られたくない、とひた隠しにしてきた神絵師でしたが、奥付に名前を……とかの関係でお伺いしたところ、pixiviDをとうとう教えてくれたのです!!

これがその神絵師。

https://www.pixiv.net/member.php?id=4486420


そんな出会いに恵まれたおかげで、潔くんの方はなんとかいい形にまとまることとなりました。

問題は囮捜査です。
デザインに全く興味もなく、知識もないわたしにはどうすればいいのか全くわからず、
とりあえず素材集の本と、Photoshopの使い方の教本を買いました。
それでとりあえず初期案を作ってみたのですが、全くピンときません。
そこで出会ったのが、地元のまんが自習室でした。

http://aoisisioa.main.jp/jishu/

現役の漫画家でいらっしゃる講師陣からそのレベル、段階に応じた質問ができると聞いて、デザインや表紙の相談にのってくれねえか!と考えたんです。主催のあおいしさんにメールで、小説書いてるけど、表紙で色々相談したいことや、プロット、ねーむについて知りたいことを伝えさせていただきました。
嬉しいことに参加をご快諾いただき、そこで本当にたくさんのことを相談させていただきました。
一緒に考えて、フリーの素材だったり、文字配置やイメージを一緒に膨らませていただけたこと、あと物語を考えるメゾット、プロセスを知識として知ることができたのは、行き詰まったときに、本当に財産とし役立っています。

考えたこととしては、囮捜査は
・どんな人が手に取ると予想されるか(どんな人に手にとってほしいか)
・色味はどんなんがいいか(今回はピンク、藤色、白、差し色でゴールドのイメージでした)
・お洒落な女の子の部屋にあっても割と違和感のない小説同人にしたい!
という感じだったので、文庫サイズで、クリアPP加工でこんな感じに。

潔くんは
・とりあえずこの素晴らしい絵を邪魔しないようにタイトルとか必要なことを入れたい
・すんごい絵だから綺麗に見せたい
・お洒落な裏表紙にしないと……
という感じだったので、B5サイズ、2段組み、マットPP加工にしました
こんなかんじ。


◎Wordで本っぽくするぞ!
打った文字をテンプレに挿入していく作業なんて一瞬だろ。
そう思っていた私は本当にバカだった。

私の書いていた小説は、pixivであげていたので
「横書き、スマホで見ることを想定した余白、割と細かくページで区切る」
などしていました。
だから、Wordで縦書きにしたとき、コレジャナイ!っていう変な余白や、数字が横書きだったり、アルファベットも……
というようなのが多くありました。
幸いにも商業科に通っていたことで、若干調べながらなんとか中文時だとか、禁則処理みたいなのとか、ヘッダーの挿入とかやれたのですが、また一つ問題が。

トータル13作品の文字数が、約85900文字。
これをそのままのテンプレに入れたとき、予測していたページ数150程度かな〜って思っていたのが、なんと400ページを超えたのです。
割と読みやすく、余白のあるテンプレだったので、すぐに文字数とか段落数とか余白を変更して、いらない部分を削ったりしたのですが、結果242ページで、印刷費が予想の倍以上かかることになっちゃった。てへ。
これは本当にどうしようもなくて、おどろいたので、皆さまは是非とも文字数、ページ数を考えてやったほうがいいですからね。
私の二の舞にはならないでください……

入稿したデータは、何度もノンブルとかの習性があり、ご迷惑かけてしまいました。反省。

 

 

◎イベント参加
スタジオゆーさんだんたので、オンラインですべて手続きが終わりました!助かる!
イベント参加の申し込み、サークルカットサークルカットはなんとなく表紙と同じモチーフを使ってわかりやすくした!)これは意外と簡単にできた。入金もクレジットで、大変便利でした。

イベント数日前、届いた本と、サークルチケットでようやく実感が湧いてきて、
サンプルをpixivにあげたり、お品書きを作りました!
スペースも、華やかにしたくて売り子を頼んだしづ(ガチ従兄弟レイヤー)にも相談して、大人可愛い感じになったと思います!
前日100均やフランフランで一緒に選んでくれたのありがとう!!!

風邪をこじらせながら、ツイッターでサークルチェックすると、両隣が一方的に存じ上げてる人で、興奮した。
それと同時に、迷惑かけたらどうしよう、死ぬしかないと考えて鬱になったりしたけど、当日はなんとか挨拶させていただき、緊張が空回りして逆にハイテンション白米がうるさく迷惑をかけてしまっていた感がいなめない。

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設営、着替えしていよいよイベントが始まった。
すごい列ができてるサークルさんとか、イケメンなレイヤーさんをみながら、すごいなあ。なんて思ってた。
イベント初心者に言いたいことまとめ的なのとか、心得を読んで、一部も売れな買った時の気持ちの準備しかしていなかった。
売れたとしても、ピコの中でもピコ。最弱ななかでも最弱な私は大手さんたちが一息ついて、見本誌を手にとった人が、なんかの間違えで買ってくれることぐらいだろう。と思っていたから、呑気にふふふーんって視姦。してたら。
なんか!はじめの人が、買いに来てくれた。
可愛いおねーさんで、これ、一部お願いしますって言ってくれた。
震える手で必死に本を持って、何度も練習した、ありがとうございます。を言った。
料金をもらって、それで、またなんか言いたいと思ったけど、ありがとうございます、しか出てこなかった。
その後も、何人もの方が来てくださった。
その中には、読んでます!って言ってくれる人とか、友達と一緒に来た人が、タイトルを見て、あー!知ってる!って言ってくださったりで、こんなに幸せなことはなかった。
ああ、これでしぬんだ。
そう思ってたら、また奇跡がおきてね、しぶ始めた頃からお話ししてたおねーさんが、来てくださったの。
これ買いに来ましたって。それもこれがはじめての同人即売会?ではじめて買う薄い本だって、私の。ああああ。
もうそんなんでもう震える手がさらに震えて、足も震えて、
なんて言ってるのか分からなくなりながら私もその人の作品大好きだから言葉で伝えたいんだけど、
大好きです、しか出てこなかった。

本当に予想もしないくらいの人に出会えて、嬉しくて、Twitterでもたくさんありがとうございますって言っておいた!
てかレイヤーさんたちはなんであんなにイケメンなのだろうか。


ずーっと幸せだった1日が終わって、仕事の都合で少し早めに通販送らせてもらって。
帰り道、あんだけこれっきりって言ってたのに
「新刊どうする?」って話ししてた。わらう。
ねーちゃんも、いとこも、サークル出すって言ってたので、次は私が手伝えたらいいなって思う。


あんな分厚い本で、読むのも大変だろうけど、好きなキャラのだけでも読んでくださったら嬉しいです。
そして、お手隙だったら、感想までは求めませんので、読みました!とか言ってもらえたらそれだけで本望です。
今も本当に信じられないけど、楽しかったので!!自己満足ですがまとめました!ありがとうございました。